
国産丸大豆と小麦、そして塩。
原料は、それだけです。
それらを木桶のなかで一年半、じっくりと時間をかけて熟成させた濃口醤油です。
シンプルな素材から生まれた自然の味。
昔ながらのお醤油で、広く何にでもご利用いただけます。
原材料 |
丸大豆・小麦・天日原塩 |
内容量 | 900ml |
賞味期限 |
製造から2年 |
保存方法 |
常温保存(開封後は冷蔵保存) |
江戸時代から受け継ぐ天然醸造
近代的な工場での効率的な製法が主流になった今も、昔ながらのやり方を変えていません。
代々受け継がれてきた味を守るため、そして、栄醤油をご家庭の味にしてくれている人のため。
今日も丁寧に醤油を作られています。
自然の力を引き出す、天然醸造
高さ2メートルほどの木桶が立ち並ぶ、古くて薄暗い醤油蔵。
ここには長い時間をかけて棲みついた微生物たちが息づいています。
彼らが桶の中に入り込み、大豆と小麦を発酵させていくことで、独特の味、色、香りが生み出されるのです。
その働きを助けながら自然のペースで熟成するのを待ちます。
天然醸造の醤油づくりは、人と微生物の共同作業。
染みついた蔵ぐせが造り出す世界にただひとつの味を大切にしています。
炒った小麦を砕く道具。
木桶が並ぶ蔵の中。

増設や修復を繰り返してきた蔵。

木桶の中でじっくり熟成。

諸味を袋に入れて搾ることでにごりの少ない美味しい醤油になる。
醤油メーカーの想い
江戸時代、寛政7年創業の醤油醸造元です。
かつて城下町として栄えた場所で、200年以上醤油造りを受け継いできました。昔ながらの木桶造りにこだわり、現在7代目。
「丸大豆・小麦・塩」の原料を活かした天然醸造による醤油造りを今なお続けています。
「天然醸造」とは、1に本醸造であること、2に酵素の添加により酵素の促進を行っていないこと、3に保存料などの食品添加物を使用していないこと、の3点を満たした醤油造りのことを言います。
長い歴史の間にお蔵に棲みついた菌の助けを借りながらじっくりと時間をかけて熟成させることで、栄醤油特有の「味」・「色」・「香り」が生みだされるのです。